行政書士は個人事業主で経営されるケースが多く、自己能力の研鑽や新業務などの情報交換ができる場所や時間が限られているのが現状です。また、一般の方々にとっては、行政手続は社会生活で重要な手続であるにもかかわらず、それに関する知識を習得する機会がないのが現状です。

私たちは、これまで行政書士向けの勉強会や意見交換会などを通じて、行政書士の能力の研鑽や新業務の情報交換などを行ってまいりました。

今回法人として申請するに至ったのは、今後行政書士だけでなく一般の方にも勉強会に参加してもらい、行政手続についての知識を身につけてもらおうと考えておりますが、そのためには責任ある法人として運営する必要があると考えたからです。そして私たちの活動は営利を目的としておりませんので、特定非営利活動法人とすることが適切であると考えております。

法人格を取得することにより、より充実した勉強会や行政書士間の情報交換の場を提供するだけではなく、一般の方に対しても責任ある法人として情報発信をしてまいりたいと考えております。私たちの活動を通じて、行政書士の資質向上及び行政手続きの認知度向上及び行政手続きの円滑化に寄与し、社会教育の推進を図ってまいりたいと思っております。